そのような状態になっていたら、もしかしたら
あなたが知らないうちにインターネット上から
ダウンロードしたソフトウェアなどから
スパイウェアというソフトウェアがインストール
されているかもしれません。
「スパイウェア」とは、本人が知らない間に
インターネットを通じてユーザの行動、趣味、嗜好、
個人情報などを収集し、スパイウェアの作成元に送る
プログラムのことをいいます。
スパイウェアはフリーソフトやアドウェア(インターネットブラウザなどに
企業広告を表示させるかわりに無料で使用できるツール)・有料ソフト、
特に外国製のものに含まれていることが多く、
それらのツール・ソフトウェアをインストールすることによって
同時に、知らないうちにスパイウェアがパソコンに侵入してしまうのです。
スパイウェアによる被害の一例
- どんなサイトを見ていたかがわかってしまう。
- 名前やクレジットカード番号、メールアドレス、
オンラインゲームのパスワードなどの個人情報が
盗みだされる。 - パソコンを遠隔地から操作される
- 次々にブラウザのウインドウが表示される
- ブラウザを立ち上げたときに表示される
スタートページが勝手に変更されている
注意と対策
スパイウェアは基本的に個人情報の収集に用いられるため、
パソコンそのものに被害を与えるわけではありませんが、
上でも述べたとおり、中には悪質なケースもあるので
注意が必要です。
ほとんどの場合、スパイウェアはユーザが知らない間に
侵入しますが、一部にはソフト、ツールの作成者もしくは、
企業自らがスパイウェア入りのツールだと公言し、
それを利用者に認識させ同意するか否かと確認をとる場合もあります。
安易に【同意】のボタンをクリックしないよう利用条件を
よく読んでからインストールなどの作業をしましょう。
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